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くもんのこどもえんぴつシリーズ

最高のえんぴつで最高の書き心地を味わってほしい

1980年に発売が開始され、長く愛されてきた「くもんのこどもえんぴつ」。その開発の歴史は試行錯誤の連続でした。えんぴつは、どの形、どの太さ、どの長さがいいのか? 芯の濃さは?―― その答えを教えてくれたのは子どもたちでした。

三角の形

試行錯誤と発見

開発時には、あらゆるえんぴつを集め、持ちやすさ、書き味を調査しました。そのなかで浮かび上がってきたのが、ピアノを習っている幼児がスコアを書くために使う太いえんぴつ、もうひとつは、書き味のよい「ソフト色えんぴつ」用の芯でした。

また、形は、えんぴつを支える親指・人差し指・中指がつくる形を考えて三角形が選ばれました。

指とえんぴつの間にすき間ができる丸や六角形よりフィットするので正しく持て、えんぴつの操作に慣れていない幼児が書くときにも、力を無駄なく伝えられることがわかったのです。

2B、4B、6Bの長さ比較

意外だけれども、最良の選択

子どもたちに試してもらいながら、太さ、長さを検討していきました。一般的なえんぴつの長さでは、幼児が使ったときに安定せず、うまくコントロールが効きません。そこで、適切な長さを探っていった結果、6Bえんぴつは12cmまで短くなりました。

もうひとつ、予想外だったのはえんぴつの濃さ。「かきかたえんぴつ」は、Bか2Bが一般的と言われていましたが、まだ筆圧の弱い子どもが使用しても、濃い線が引けるのが、一番柔らかい6Bの芯でした。6Bの芯は柔らかい分折れやすいので、開発当初から、さまざまな調整に苦労しましたが、濃い線を引けることが、子どもの喜び・自信となる姿を見ると、6B以外の選択は考えられませんでした。

6Bえんぴつと持ち方サポーター

はじめてだからこそ使ってほしい「もちかたサポーター」

「こどもえんぴつ」愛用者の声や公文式教室での工夫を参考に誕生したのが「もちかたサポーター」です。幼児期に持ちかたのくせがついてしまうと、後から直すのに苦労したり、直すのを嫌がったりすることがあります。にぎりやすい三角形のえんぴつに「もちかたサポーター」をセットすると、正しい持ちかたが自然と促され、はじめから正しく持てるようになります。

開発時に素材を検討した結果、えんぴつと手がよりフィットするように、柔軟性のあるシリコン樹脂が採用されました。

太くて三角形のえんぴつに「もちかたサポーター」が加わったことで、えんぴつに慣れていない子どもでも、書くという体験がさらに楽しくスムーズになります。「もちかたサポーター」を利用したお客さまからは、「嫌がらずに使ってくれています」といった感想もたくさんいただいています。

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