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一般書・大人のドリル

子どもにとってよいこと・よくないことはどんなこと? 『子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました』刊行

2022/09/07 07:47

15年にわたる研究結果の集大成

くもん出版は、一般書『子どもたちに大切なことを脳科学が明かしました』(川島隆太・松﨑 泰 編著)を、2022年9月6日に刊行しました。

東北大学加齢医学研究所認知機能発達(公文教育研究会)寄附研究部門では、15年にわたる活動で、子どもの脳や心の発達と日々の生活活動との関係を明らかにしてきました。

本書では、「生活習慣」「読み聞かせや読書習慣」「メディアやインターネット習慣」「学習」「親子関係」などが子どもの発達にどんな影響を与えるか、科学的な事実に基づいてわかりやすく解説されています。

保護者や先生など、子どもたちのまわりにいるすべての大人たちに知ってほしい情報が詰まった一冊です。

 

川島隆太(かわしま・りゅうた)

東北大学加齢医学研究所教授。

脳のどの部分にどのような機能があるのかを調べる

「ブレインイメージング研究」の日本における第一人者。

 

松﨑 泰(まつざき・ゆたか)

東北大学加齢医学研究所助教。

小児の脳形態、脳機能データと認知発達データから、子どもの認知

機能の発達を明らかにする研究をおこなっている。

 

子どもたちにとって、よいこと・よくないことはどんなこと?

本書に書かれているよいこと・よくないことをご紹介します。

 

〔子どもたちにとって“よい”こと〕

■読み聞かせは、子どもの感情や記憶にかかわる脳の部分を刺激する

■読み聞かせのような言葉に関する親子コミュニケーションが、子どもの言語発達におおいに関係する

■読書習慣は、発語と言語理解にかかわる場所をつなぐ配線の情報伝達をよくする

■小学生では、読書時間の長さと成績は比例関係にある

■家庭で勉強する習慣は、子どもの脳の発達にとってよいことである

■科目によって、学力の影響を受ける脳の部位が異なるから、いろいろな科目に取り組むことが脳によい影響を与える

■親と過ごす時間が長い子どもたちほど、言語能力が高い

 

〔子どもたちにとって“よくない” こと〕

■睡眠が不足すると、記憶にかかわる海馬が小さくなる

■成績下位の子どもたちでは、朝食を食べないことがある割合が4割近い

■子どものテレビ視聴時間の長さと言語能力の低さに関連がある

■子どもがゲームで長時間遊ぶ傾向と言語能力の低さに関連がある

■インターネットの頻繁な利用は、子どもたちの言語能力の発達に悪影響がある

 

<商品情報詳細はこちら(kumonshop)>

 

川島隆太先生・松﨑泰先生 スペシャルインタビュー動画公開中

子どもの脳の発達に大切なこと①読み聞かせ

本書を読んだ子育て中のくもん出版社員が、本書に関連した子育てについての質問を直接川島先生、松﨑先生にお聞きしました。こちらもぜひご覧ください。

YouTube KUMONSHUPPANチャンネル スペシャルインタビュー動画再生リスト

<公開中>

子どもの脳の発達に大切なこと① 読み聞かせ

子どもの脳の発達に大切なこと② 学習習慣 

<公開予定>  

子どもの脳の発達に大切なこと③ 親子関係   

子どもの脳の発達に注意したいこと① 生活習慣

子どもの脳の発達に注意したいこと② ゲーム・インターネット

本書への想い

 

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