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教えて!先生 0歳からのことばの知育Q&A ~「KUMON TOY Baby」シリーズ~

2019/11/08 09:28

「0歳から、おもちゃと絵本で、ことばかけいっぱいの親子の時間を。」をコンセプトとした「KUMON TOY Baby」シリーズ。

「0歳からどうして“ことばかけ”が必要なの?」「具体的にはどんなことを話したらいいの?」

「KUMON TOY Baby」の開発過程でママ・パパから出てきた様々な疑問を集め、発達心理学、教育心理学を研究されている先生方にお答えいただきました!

 

第1回目は、子どもの発達、ことばの発達に関する研究をされている中村徳子先生にお聞きしました。

昭和女子大学人間社会学部初等教育学科准教授 中村徳子先生

 

0歳からのことばの知育Q&A

Q1 どうして、まだことばのわからない0歳に「ことばかけ」をする必要があるの?

A

赤ちゃんはお母さんのおなかの中から、お母さんの声の抑揚やリズムを聞き取っており、生まれてすぐから、声・ことばを聞き取る用意ができています。でも1年くらいは、他の言語も同様に聞き取れる状態です。1年の間にママ・パパ、周りの人々から話しかけられることばを繰り返し聞くことで、母国語独特のリズムや区切りなどを学び取り、母国語を聞き取りやすいようになっていくのです。

ママ・パパが、赤ちゃんの目を見て、赤ちゃんの注意が向いている時に話しかける。赤ちゃんが反応したら、それに応えてあげる。これが、0歳の知能を育み、ことばの理解、発達につながっていくコミュニケーションとして大事なことなのです。

 

 

Q2 おもちゃで遊んで見せてあげても見ていない。どうすればいい?

A  

興味がなければ、無理に遊ばせることはありません。時間を置いて遊ばせてみるとある日突然興味を持つことも。その変化も成長のあかしです。興味を示した瞬間にはすかさず応えてあげましょう。

また、赤ちゃんは、音や動きのあるものに興味を示すので、隠しておいたおもちゃを急に登場させてみたり、面白い擬音などを言いながら動かしてみたりするのもよいでしょう。

「どこかな?ハウス」なら、自宅にあるお気に入りのおもちゃを隠していないいないばあをして見せたり、「のせてのせてカー」なら、好きなものを乗せて赤ちゃんの元に走らせてみたり、興味のあるものといっしょに遊んでみると、遊びも広がります。

 

 

Q3 ことばかけしても聞いているのかわからない。ことばかけのコツは?

A 

赤ちゃんは、聞いていないようでも、必ず聞いています。話しかけている時にじーっと見ていたりするのも一生懸命聞いている反応の1つです。ことばかけは、「ゆっくり」「高めの声で」「抑揚をつけて」話すと、赤ちゃんにも聞き取りやすいと言われています。といっても難しいことではなく、一般的にママ・パパが赤ちゃんに話しかける時、自然とこうしたことば遣いになっているのではないでしょうか。

何を話したらいいかわからなくなったら、赤ちゃんが見ているもの、触っているもの、感じているであろうことをことばにしてあげたり、赤ちゃんの行動の実況中継のようなことをしてもよいですね。

 

 

Q4 どうしていっしょに見ているもの、触っているもの、感じていることなどをことばにするといいの?

A

9ヶ月くらいまでは、ママに注意が向いたらママだけ、物に注意が向いたらその物だけ、というように、1つの対象にしか注意を向けられません。しかし、9ヶ月くらいから徐々に、ママと物両方に、同時に注意を向けられるようになります。例えば、月齢が上がってくるにつれて、物を指差して、「あれがほしい」という意思をママに伝えるといったことができるようになってきます。「別の何かについて相手に知らせる」「相手に欲求を伝える」ということは、これから発達していく「人と人とのコミュニケーション」の基盤です。発育とともに自然にできてくることではありますが、9ヶ月以前からこうした「いっしょに見ているもの」などについてことばかけしていくことで、そうしたコミュニケーションの発達を促すことにつながります。また、物に名前があること、その物を表すいろいろなことばがあることなどを理解していくことにも結びつきます。

 

 

Q5 ことばの発達って、どんな段階を経ているの? 0歳ってどういう段階?

A

0歳は、母国語のリズムや単語を吸収する時期です。物には名前があること、母国語の単語の区切りなどを家族とのやりとりの中で学んでいきます。

ことばの理解の面だけでなく、3ヶ月頃からのクーイング(「あー」「うー」など)、6ヶ月頃からの喃語(「ばぶばぶ」「だあだあ」など)、発音の準備もしています。クーイングも喃語も赤ちゃんからのコミュニケーションです。赤ちゃんが声を出したときに、親がことばを返してあげるとよいでしょう。

こうした0歳時代を経て、1歳前後から1語(マンマ・ワンワンなど)、2歳前後から2語文(パパ、キタ。など)と意味のあることばの発語につながっていきます。

 

 

Q6 いつでも、とにかくたくさん話しかければいいの?

A

赤ちゃんが起きて注意が向いている時に、目を見てお話しするのがよいでしょう。ずっと話しかけ続けるのは親も子も大変。赤ちゃんも、親の感情は敏感に感じ取ります。「たくさんしなきゃ」と思わず、親がしんどくならない、楽しくできるぐらいの量のことばかけがよいのではないでしょうか。赤ちゃんは寝るのも仕事なので、眠そうなときはしっかり寝かせてあげてくださいね。

 

 

Q7 自分はことばかけを十分にできているのかわからない。何か目安はあるの?(5ヶ月女の子ママからの質問)

A

「これだけの量があれば足りている」という量の基準や目安はありません。

「赤ちゃんの反応があったら、応えてあげる、ことばをかけてあげる」という親子の相互作用が出来ていればOKです。

赤ちゃんの反応というのは、親の目をじっと見たり、声を出したりといった、ちょっとしたことでもあります。日常で、そういった赤ちゃんのシグナルをキャッチして返していれば十分と言えるのではないでしょうか。

 

赤ちゃんをよく見て、反応に合わせて、ことばをかけてあげることが、大事なんですね。

「KUMON TOY Baby」シリーズは、絵本のフレーズやストーリーが、おもちゃで遊ぶときのことばかけのヒントになるように作られています。

ぜひ、「KUMON TOY Baby」のおもちゃや絵本を使って、赤ちゃんの反応をよく見るきっかけや、楽しくことばかけをするきっかけにしてくださいね。

 

 

「KUMON TOY Baby」シリーズの詳細はこちらへ。

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