[あらすじ]
「焼き物の技術を学びたい」という、父の夢に引きずられ、父とともに日本から宋へと渡った少年、希龍。 苦難の道程をへて、焼き物の地、龍泉にたどりついた二人の前に、まるで丘をはう龍のような、巨大な登り窯が現れた・・・。
[内容紹介]
舞台は戦乱激しい南宋時代末期。父親によって、幼い希龍は、当時の一大窯、龍泉窯に連れてこられます。黙々と自らの仕事を行う者、つまらなく思える作業にも喜びを見出す者……さまざまな人々との出会いから、希龍は、「生きること」そして「働くこと」の意味を、知っていきます。戦乱に否応なく巻きこまれる暮らしのなかで、陶工として、焼き物作りに身を投じる少年、希龍の燃え盛る命のつらなりを、圧倒的な筆致で描いた物語です。
発売年月:
2009年
03月
在庫状況:
販売中
ISBN:9784774316260
商品コード:39056
判型:四六判縦
本体サイズ:縦19.5×横13.5×厚さ2.7cm
重量:500g
ページ数:352
対象:中学生から
絵本・児童書カテゴリ・トップへ