ベストレビュー
[内容紹介]
大人の親指ほどしかない、五百円玉くらいの重さのカヤネズミ。小さいですが、れっきとした野生動物です。でも、野生だからといって、街から遠く離れた、自然がゆたかな場所だけにすんでいるのではありません。
背の高いイネ科の植物の仲間をまとめて、カヤといいます。そのカヤがたくさん生えている草むら“カヤ原”があれば、街を流れる川の河川敷や堤防で出会えるかもしれません。田んぼや、耕作をやめた畑に草がしげると、そこにいることもあります。それほど、わたしたちの身近にすんでいるのです。
ところが、カヤネズミは絶滅のおそれがあると、各地で報告されています。生息地である草地を、人間が開発して減らしているからです。
人間の生活が大事か、野生動物が大切かではなく、ともに生きるための方法をみなさんも考えてみませんか。
発売年月:
2015年
08月
在庫状況:
販売中
ISBN:9784774324166
商品コード:34555
NDC:460
判型:A5判縦
本体サイズ:縦21.7×横15.5×厚さ1.4cm
重量:392g
ページ数:144
対象:小学高学年から
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