ベストレビュー
絵がとてもきれいです
犬が殺されてしまう場面もあるのですが、絵が全体的にやさしいタッチで、きれいなので、いやな気分になることなく読めます。 枯れ木が何本かあり、灰のかかった部分だけに花が咲くところがよく状況を表しています。 枯れ木に花が咲くシーンで喜ぶお殿様や家来の表情と、隣の意地悪な爺さんの灰が目に入ってしまった表情の対比がよく表現されていると思います。 なかなか昔話で小さいサイズで内容もしっかりとした絵本がなかったので、この絵本はおすすめです。
[あらすじ]
ある日、じいはかわいがっている犬を連れて山へ行きました。犬が「ここほれ、わんわん」というので、ほってみると、中から小判がざっくざく。そこへとなりのばあが来て…
[内容紹介]
昔話は時代を超えて、多くの子どもたちの心をひきつけてきました。子どもがはじめて出会う本のひとつとして、昔話を正しく語りつぎたいという思いから、本シリーズが生まれました。文・監修は昔話研究の第一人者、小澤俊夫先生。耳で聞いてわかりやすい昔話本来の語り口を忠実に再現しています。読み聞かせに最適な、読みやすくテンポの良い文章です。
発売年月:
2005年
10月
在庫状況:
販売中
ISBN:9784774310930
商品コード:29248
NDC:913
判型:A5判横
本体サイズ:縦14.9×横18.7×厚さ0.8cm
重量:192g
ページ数:48
対象:幼児から
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