ベストレビュー
けやきの木はまだ生きています
戦後すぐに生まれた千春の一生の中で、 けやきの大木は幹に手当てをされながらもずっと生きていたのです。 周りの環境がどう変わろうと、 赤ちゃんが成長し、結婚して子どもや孫ができても、 けやきの木はずっとそこにいるのです。 木の生命力はすごいですよね。 そして、何もしてくれるわけではないのに、 そこに居てくれるという存在感。 木の偉大さをあらためて感じました。
[あらすじ]
街の真ん中に、つんとのびあがるように一本のけやきの木が立っていました。千春は、子ども時代をけやきの木のそばで過ごし、成長してからは、人との別れや新しい出会いなど人生の節目節目で、けやきに励まされたり、考えさせられたり、逆にけやきを励ましたりしながら人生を送ります・・・・・・。
[内容紹介]
生命感あふれる自然と、自然の力への大きな信頼をテーマに、人が癒され成長していく姿をえがく絵本です。
発売年月:
2005年
07月
在庫状況:
販売中
ISBN:9784774310459
商品コード:29236
NDC:913
判型:A4判縦
本体サイズ:縦30.4×横21.9×厚さ0.9cm
重量:480g
ページ数:32
対象:小学高学年から
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