小学校の社会科でだれもが、必ず学ぶ福沢諭吉。
そんな偉人も悩み、苦しんだのだ
一万円札の肖像として、だれもが顔を知っている福沢諭吉。明治時代に新しい考え方を国民に説いた思想家、あるいは『学問のすゝめ』の著者として有名だが、はたしてどんな人物だったのだろう。子どものころや青春時代を、どのように過ごしていたのだろうか?
伝記とはちがう、福沢諭吉の青春小説。

1855年から1858年まで、20歳からの3年間、若き福沢諭吉は大坂の適塾で学びました。下級武士の家柄に生まれ、田舎育ち。古くからの理屈の通らない“いわれ”や制度への反骨心が強く、また努力にともなって周囲の仲間より頭の出来がよかった若いころの諭吉には、荒っぽさがあり、自信家でもあったといわれています。
そんな諭吉が、全国から集まったたくさんの秀才たちとオランダ語や最先端の蘭学を学び、遊び、将来を語り合うこと、そして師匠緒方洪庵の生き方を間近に見たことで、やがて教育者になる“志”に目覚め、人間的にも成長していきます。
日本の近代化に際し、国民に新しい考え方を説いた福沢諭吉の、若き日日に焦点をあてた歴史青春小説です。
(編集担当:谷)
適塾時代の諭吉さんを描きたかった(著者より)
みなさんは、今、何か一生懸命にやっていることがありますか。この本の主人公の福沢諭吉さんは、若いころ、一生懸命学びました。そして、そんなかれの姿が、きっとみなさんに教えてくれます。大きな夢に向かって、ひたむきに努力するって、こんなにすばらしいことなんだって。
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