コウノトリが次に訪れるのは、いよいよあなたが住むところかもしれない
コウノトリは幸運をもたらす“瑞鳥”です。そんなコウノトリがみなさんの近くに舞いおりて来てくれるよう、せっかくの幸運がどこかへ行ってしまわぬよう、さあ準備を始めましょう。
保護活動の基点豊岡市や日本だけでなく、東アジアの広い視点で!
1965年に始まった人工飼育から46年、豊岡市でおこなわれてきたコウノトリ野生復帰の取り組みは、コウノトリ訪問地の拡大(33府県117市町村。2011年11月1日現在。兵庫県の少なくとも22市町をふくむ)とともに、広く知られるようになりました。
豊岡から飛び立ち、新たに舞い降りた地域では、豊岡と同じようにコウノトリと共生するための試みが始まっています。
この本は、豊岡の取り組みだけでなく、生息地の全国への広がり、ロシア、韓国、中国などとの国際交流による取り組みまでを、コウノトリを取り巻く人間ドラマとして描いた、ノンフィクションです。
日本中で身近にいた巨鳥コウノトリの魅力や、復活・生息地拡大への課題を、さまざまな人の活動を通してていねいに紹介しながら、野生生物と人間が共生できる環境について考えるきっかけを提供します。
(編集担当:谷)
きみの町に舞いおりても、だいじょうぶかな
コウノトリが舞いおりた町はどこも、彼らを温かくむかえました。自然を愛し、生き物と共に生きていこうとする人びとに、コウノトリが力と勇気を与えたからです。共生への道のりはけわしいものでしたが、コウノトリのために人と人がつながり、美しいドラマが生れました。きみの町のために、伝えたい話があります(著者)。
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