2009年9月1日
Vol.49『ゆうびんやぎさん』

「2008年度おはなしエンジェル子ども創作コンクール」受賞・絵本化作品『ゆうびんやぎさん』の著者、杉元美沙希さん(小学5年生の時に受賞)のメッセージをお届けします。
ぶん:杉元美沙希さん
え:とりごえまり
がんばりやのゆうびんやぎさん杉元美沙希

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いつもがんばるゆうびんやぎさんに、思わぬことがおこります
私が、今、夢中になっていることは、二つあります。
一つは、バトントワリング。私はバトンを4年前からやっています。バトントワリングは、バトンを使って規定の演技をしたり、ダンスをしたり、時にはバトンを2本も3本も使って投げたり回したりする競技で、選手権や世界大会もあり、とても魅力的で楽しいスポーツです。
もう一つは、お話を作ることです。普段、一人でお話を書く事が多いですが、友だちと1ページずつ交代でお話を書いたりもしています。友だちと一緒に書くと、自分が思っていたお話と全然違うお話になっていって、とてもおもしろいです。

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とりごえまりさんからのメッセージがごらんになれます
そんな私が、自分の書いたお話を何かに応募してみたいと思い、作ったお話が「ゆうびんやぎさん」です。
このお話を書き始めたら、お話が次から次へとポンポン浮かんできて、書いていてすごくおもしろかったです。そして、初めて応募した「ゆうびんやぎさん」が、「日本児童文学者協会賞」というすばらしい賞に選ばれ、しかも絵本化までされてたくさんの人が読んでくださると思うと、驚きと嬉しさでいっぱいになりました。とりごえ先生が描いてくださった絵を初めて見た時は、私が思っていた以上にかわいくてすてきな絵だなぁ、と思いました。その絵のおかげで、文章だけの時と比べてより楽しい「ゆうびんやぎさん」になりました。

著者プロフィール
ぶん:杉元美沙希
(すぎもとみさき)
滋賀県在住。
本を読むことやお話作り、バトントワリングが大好き。2008年小学5年生の時「おはなしエンジェル子ども創作コンクール」に応募、『ゆうびんやぎさん』で日本児童文学者協会賞を受賞。絵本化される。
え:とりごえまり
1965年石川県に生まれる。金沢美術工芸大学卒業。絵本作家。作品に『月のみはりばん』(偕成社)、「ハリネズミのくるりん」シリーズ(文溪堂)、『名なしのこねこ』(アリス館)、『もりのおやつやさん』(学習研究社)、『スカンクプウちゃん』(講談社)、『ツムーリのおうち』(佼成出版社)など多数。
このお話の主人公のゆうびんやぎさんは、すごく責任感があってがんばりやさんです。おとどけものをたのんだひととおとどけものをもらうひとの気持ちを考える事ができる、あたたかい心を持っています。
私はこのお話を読み返して、「ゆうびんやぎさんって、とても優しいやぎさんだなぁ。私もこんなふうにあたたかい気持ちを持ちたいなぁ」と、思いました。自分がこうしたら、相手はどんな気持ちになるか。それを考えるのは、すごく大切な事だと思います。
ゆうびんやぎさんへのプレゼントがどのようにして荷物の中にまぎれこんだのかなども、絵本から探してみてくださいね。そして、ゆうびんやぎさんを通して運ばれる動物たちのあたたかい交流を感じ、少しでもほっこりとした気持ちになってもらえたら、すごく嬉しいし幸せです。
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