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2008年2月4日
「To the Summit」出版記念講演レポート

日本発の思想、アメリカへ
2005年刊行の『未来を拓く君たちへ』。その英語版『To the Summit』がアメリカで販売されたことを記念して、著者の田坂広志さんがサンフランシスコの書店で講演をされました。
田坂広志さん

英語版『未来を拓く君たちへ』
世界の若者への願いをこめて
『未来を拓く君たちへ』は、未来を切り拓く日本の若者たちに対して「なぜ、我々は志を抱いて生きるのか?」という問いを投げかけたメッセージです。
これからの時代、地球温暖化、環境破壊、テロリズム、紛争と戦争、経済的停滞、政治的混乱、文化的混迷といった様々な困難が、世界じゅうの若い世代の未来に待ち受けています。彼らには、人種、国籍、宗教を超え、それらの困難を乗り越えて、素晴らしい未来を切り拓いて欲しい。その願いを伝えたいと考え、英語に翻訳し、2007年11月に『To the Summit』として刊行の運びとなりました。
聴衆との深い心の交流

誰もが話に聴き入り、会場は水を打ったような静けさ。
サンフランシスコの中心にあるステイシーズ書店。ここでは3階の会場に著者を招いて、「講演とサイン」会という形式のイベントが、月に数回おこなわれています。だれもが自由に参加できる、無料の催しです。去る11月27日、その会場に登場したのが田坂広志さん。『To the Summit』が積み上げられた演壇に、静かな雰囲気でお立ちになりました。
講演のテーマは、「Happiness Gap」。日本と米国のような恵まれた国において、なぜ、幸福を感じられない人が増えているのか。そのことを、日本文化と日本精神を象徴する「働く(はたにいる人を楽にさせる)」、「有難い」、「縁(えにし)」、「一期一会」などの言葉を紹介しながら、英語で語られました。

著者と読者が直接触れ合える、サイン会。
聴衆は老若男女が入り混じった40名以上。会場は満席で、立ち見の人も出るほどの盛況ぶり。サンフランシスコ周辺はもともと、禅や東洋思想への関心が高い地域なのですが、だれもが集中して話に聞き入り、水を打ったような静けさが会場を覆いました。
講演後、田坂さんは感想と強い手ごたえを、次のように述べられました。「今日の会場は、素晴らしい雰囲気でした。日本で、日本語で語ってもこれだけの深い雰囲気は、なかなか生まれないでしょう。『To the Summit』が、海外でも受け入れられる可能性を感じました」
*「To the Summit」は、日本での販売は致しておりません。
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