2007年7月2日
「分数パズル」制作担当者に聞く!

遊びを通して、分数をイメージでつかむ
カラフルなピースのパズルで遊びながら、幼児から無理なく分数の基礎となる考え方に触れられる「分数パズル」が新登場。担当者に、制作への熱い思いを聞きました。
くもん出版 編集部 知育玩具開発チーム 星野由香

はじめて分数にふれるお子さまでも、無理なく楽しく遊ぶことができます。
立ちどまらずに、無理なく先へ
--この玩具はどんな風にして生まれたのですか?
星野:以前、「分数ができない大学生」という記事がマスコミに取り上げられ、大きな話題となりましたが、たしかに「分数」は、算数・数学の学習における最初の関門であるかもしれません。
小学4年生で初めて学習することになる単元ですが、ここでつまずいてしまうと、その先の学習へとうまく移行できないことが多いようです。私も公文式教室の先生方からそうした声をよく聞いていました。「分数」で立ちどまることなく、その先の算数・数学の学習に無理なくスムーズにつなげられるものを開発できないか。その思いがこの企画の原点でした。

円を作る(=1を作る)には、このパズルの場合、150通り以上ものパターンがあります。
分数の概念を感覚的につかむ
--どのような玩具ですか? 遊び方を教えてください。
星野:「1/2」と「1/3」どっちが大きい? いきなり質問すると、小学生でも慌てて答えられない子がいます。みなさんは、わかりますか? (笑)
この「分数パズル」は、さまざまなピースをトレイにはめながら、円を作る (=1を作る) 遊びです。まずは同じ色のピースを集めて、トレイにはめます。1/2が2つで1、1/3が3つで1、1/4が4つで1、1/5が5つで……とくり返すうちに、それぞれのピースが何枚で1になるのか、自分から気づき始めます。

楽しくわかりやすく進めるためのガイドブック。
また、「1/3のピースと1/6ピースが2つでは形が同じ」「1/3と1/6のピースを合わせたら、1/2のピースと同じ大きさだ! 」という発見を遊びのなかから見つけ出すことができるようになります。これこそが、分数の概念を感覚としてつかんでいるということ。分数の基礎 (大小比較・通分・約分・加法・減法など) をイメージでとらえられているというわけです。
この基礎があることで、学習の単元としての「分数」に入っても、まったく未知の概念として怖がることはありません。無理なくスムーズに学習を進めていくことができるのです。

「分数のひょう」や「できたね!シール」もついています。
自分からどんどん「発見」する
--最後に、お使いいただくみなさんに一言!
星野:遊びを通して、自分からどんどん「発見」していくことを大切にした玩具ですが、おうちの方からのヒントや励ましによって、よりお子さまの理解が深まります。親子で無理なく楽しく、分数に親しんでくださいね。
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