2006年6月19日
「ペーパークラフトジュニア」編集担当者に聞く!

はさみとのりと人の手で作り上げる魅力
編集者にとって、初めて担当した本には特別の思い入れとこだわりがあります。今回は入社2年目の編集者に初担当した「ペーパークラフトジュニア」シリーズへの熱い思いを聞きました。
くもん出版 編集部幼児教材チーム 長島真弓

2006年6月刊行の「ペーパークラフトジュニア」シリーズ。
「誰かが」ではなく「私が」
--初めてメインの担当になってみてどうでしたか?
長島:「自分がやらなければ仕事が進まない」という当たり前のことを実感しました。「誰か」が考えてくれるのではなく、「私」が一から考えて決めていかなければならない。例えば、説明文一つとってもそうです。大人である私はわかるけれど、読者である子どもが理解できるか。言葉の定義から厳密に考えなければいけないし、あいまいなままにしておくと、後で取り返しがつかなくなるという恐ろしい経験もしました。
そうした積み重ねが「誰に向かって仕事をするか」という、私自身の仕事に対する姿勢や自覚を生んでくれました。

修正の指示がたくさん入った
校正紙。
自分自身の純粋な思いを本にこめて
--編集する上で大切にしたことは何ですか?
長島:私はこの本を担当するまで、ペーパークラフトに触ったことも、作ったこともありませんでしたが、初めて作ってみて、楽しい! と感じたのです。そして出来上がって本当に嬉しかった。こつこつと手作業で作り上げた満足感、充実感は格別なものがありました。その私自身の純粋な楽しさや喜びといった思いを、編集するにあたって大切にしようと思ったのです。
その意味で、表紙も力を入れました。「楽しさ」や「ペーパークラフトならではの良さ」をアピールするにはどうしたらいいか。色、字の形、配置など自分でも考えながら、デザイナーの方に「やってみたくなる」「楽しさあふれる」デザインをしていただきました。タイトル横に入れた「はさみマーク」はこだわりの一つです。

全部で何体作っただろう? 編集中は、常に指に“はさみ跡”がついていました。(笑)
作って楽しい! 飾って楽しい!
--最後に、上手に作るポイントを教えてください。
長島:折りぐせや丸みはきちんとつけておく、など1つ1つの作業を丁寧にやることが大事です。そして、のりは少量を薄くのばしてつけるときれいに仕上がります。汚れるのが嫌だからと指を使わずに、容器から直接出してつけるとのりが多すぎてはみ出し、うまくつきません。手が汚れるのを気にせずにやってください。
この本は「作って楽しい! 飾って楽しい!」商品を意識して作りました。思わず飾りたくなるようなかわいいものが出来上がるので、途中であきらめないでくださいね。
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