2006年4月3日
「基礎がため100% 中学国語漢字編」編集担当者に聞く!

「使い手」の立場に立つ難しさ!
くもん独自のスモールステップを生かした、中学生向け漢字ドリルが、この春に誕生します。今回は、初めて担当者として編集にあたった、新入社員による制作レポートをお届けします。
くもん出版 編集部 長野香子

2006年春刊行。中学生の漢字力を育みます。
初仕事は「ドリルをひたすら解く」?
このドリルは私が入社した2005年春、制作がスタート。研修を終え編集部に配属されたばかりの私が「担当」となりました。
とはいえ、編集の仕事自体わからないことばかり。そんな中、初めて与えられた仕事は、小学生向けドリル『漢字集中学習』をひたすら解くこと。心に広がる「なぜ小学生のドリルを?」という不安。
不安が解消されたのは、制作の実作業に入ってからです。

基本的なコンセプトを同じくする
『漢字集中学習』シリーズ。
くもんの学習書に共通したコンセプトは、子どもが無理なく自学自習で力をつけること。実は『漢字集中学習』と今回のドリルは、漢字の形・筆順を覚える「なぞり書き」や、繰り返しの練習・確認、漢字の使い分けを意識させるグループ分けなど、構成面で共通しています。『漢字集中学習』を解くことは、今回のドリルを作るにあたって、コンセプトと構成の有効性を実感するための前段階だったのです。
また何より、「使い手」の立場に立つことで、子どもの学習の様子を意識して制作に臨むことができました。
「使い手」を考える「創り手」の目線

辞書を引きながら色校をチェック。
完成まで様々な作業がある中で、多くの時間を割いたのが問題の吟味です。各教科書を調べ、中学生がより用いる漢字の用例を探しました。
また、同じ読み方の漢字がたくさんあるため、一つの出題に対し、編集側が意図しない解答が出ないよう、何度も問題を解き、同時に何度も辞典を引いてチェックします。短い文の中で漢字の適切な使い方を示す難しさを痛感しました。

付録の漢字カード。(注・リングは付いていません)
このドリルは担当編集者だけでなく、多くの人の手によっています。
先輩方の指導の下、外部の執筆者・校閲者の方々、デザイナーさん、編集プロダクションさん、そして印刷会社さんと連携しての制作です。多くの「創り手」の力を借りて完成しました。決して手を抜かないプロの「創り手」からは、多くのことを教えられます。今後もさらなる勉強を重ねていきたいと思います。
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