2005年4月1日
「脳を鍛える大人の料理ドリル」の編集担当者に聞く!

先端科学から生まれた料理ドリル
「脳を鍛える大人の料理ドリル」では、脳がどう働くかがわかる画像を料理のテクニックごとに示しています。どうしてこんな画像を載せられたのか……ここでは、その舞台裏をご紹介します。
くもん出版 編集部 編集チーム 泉田 義則

調理中の脳の様子を、光トポグラフィという装置で計測しました。
調理中の脳の様子を、最先端装置で計測
本書に掲載している画像は、光トポグラフィという装置による計測結果です。この装置は、光の力を使って大脳の活動を画像化することができ、活発に働いている部分は赤く示されます。2004年11月18日・19日の二日間、川島教授をリーダーに、この装置を用いて、「ささがき」「せん切り」「三枚おろし」…など、全部で65の料理テクニックを駆使しているときの脳(前頭前野)の様子を計測しました。

装置をとりつけられ、最初はとまどい気味の表情でしたが…

いざ調理開始! となったとたん、いつもの調子で料理に集中。お見事です。
予想以上の「料理のキキメ」
脳の様子は、その場で装置のモニターに示されます。その画面を見ながら、川島教授から、「す、すごい!」という驚きの声が何度となくあがっていました。料理が脳を活性化するということは、川島教授と大阪ガス(株)との共同研究ですでに明らかになっていました。けれども、ひとつひとつの料理テクニックがここまで脳を活性化するとは……その場にいたスタッフ一同はもちろん、被験者の皆さんも、「料理のキキメ」を実感した瞬間でした。
ぜひ、料理を「毎日の習慣」に!
この日の計測結果をもとに、65→30へしぼりこんだものが、本書の30日分のドリルラインナップになっています。「せん切り」や「ささがき」など、ごくごく当たり前の料理テクニックが大半ですが、脳の活性化が科学的に証明されている選りすぐりの料理テクニックばかり。「音読」「単純計算」と同じように、「料理で脳を鍛える」も毎日の習慣にしてもらえたら、これほどうれしいことはありません。

料理の効果に驚く川島教授(右から2人目)。
最後に、会場をお貸しいただいた仙台市ガス局さまと、食材の手配や当日の段取りなどでご協力いただいた、しらはぎ料理学校のみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。
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