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2008年4月7日
Vol.33『かにこちゃん』

岸田衿子・堀内誠一先生の絵本が、装い新たに復刊します! 長い間子どもに愛されている「かにこちゃん」の魅力を岸田先生にお聞きしました。
かにこちゃん ひさしぶり! 岸田衿子

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すこ すこ すこ すこ……。かにこちゃんは うみが だいすき。
もう40年ぐらい昔、「色のえほん」というシリーズで、画家の堀内誠一さんと赤い絵本を受け持ちました。赤からはじまって、青、オレンジ、緑などをテーマにした絵本が1年間に8冊ぐらい、次の年もちょっと大きくなった子どもたちのために、また8冊で、3年間くり返し出ましたが、私たちはいつも赤でした。その中の1冊が、『かにこちゃん』です。
品切れになってから、くもんの教室で使われる『くもんの読書コース』に入りましたが、今回はもとの絵本に近い形で復刊されます。懐かしいばかりでなく、子どもたちに喜ばれればもっと嬉しいことです。
著者プロフィール
作家:岸田衿子
東京生まれ。詩集に『ソナチネの木』(青土社)、絵本に『ジオジオのかんむり』『かばくん』 (福音館書店) など多数。
画家:堀内誠一
東京生まれ。著書に『父の時代 私の時代』 (マガジンハウス) 、絵本に『たろうのおでかけ』 (福音館書店) その他さし絵・デザインなど多数。
1987年没。
この絵本のカニの子はシオマネキというカニで、片方の爪がとくに大きく、その爪を振ると海の水が寄せてくると言われ、それはまるで「おいで、おいで」と言ってるようです。でも、沈む太陽や、帰ってゆく子たちには、「さよなら、さよなら」と言ってるみたいです。カニの子を登場させたいと言った時、堀内さんがシオマネキのまねをしてくれたのがヒントになりました。
空も海もきれいに赤く染まる夕焼けの場面までみた子たちが「海へ行ってみたいな」、「カニの子に会いたいな」、と思ってくれれば何より嬉しいことです。
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