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2007年6月1日
Vol.28『カッパのいちにち』

やんちゃで可愛いカッパくんが自然の中で大活躍! 思わず一緒に遊びたくなるような楽しい絵本が6月上旬に刊行されます。著者小熊康司さんからのメッセージをお届けします。
さく おぐまこうじ
絵本『カッパのいちにち』ができるまで 小熊康司

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自然の中で元気いっぱい!かめくんと一緒に「こうらの そりで しゅるるるるー」
「なぜ かっぱ?」とこの本をごらんになったかたは、そう思うでしょう。だいたい河童って何だろう? 昔話やマンガに登場するキャラクターですが、くわしく知っている人は少ないと思います。かくゆう私も、あるきっかけで河童とであうまで、ほとんど河童のことは知りませんでした。
今回、この絵本を作るにあたって河童にまつわる本を調べたところ、河童は古来から日本全国、北海道から沖縄にいたるまで伝承が残る、日本独特といってよいぐらいの妖怪です。水神様のお使いとされるところもあり、河童を「水難よけの守り」としている神社もあるそうです。
背たけは4〜5才の子どもぐらい。頭にお皿があって、くちばしがあり、手足には水かき、背中には甲らがあります。多少の違いがあっても、日本全国ほとんど同じ特徴を持っているのです。そして、好物はきゅうり、すもうが大好きで、いたずらも悪さもするが、子どもが大好きと書かれています。
好奇心旺盛で食べることと遊ぶことが大好きな河童のイメージから、私は、絵本のカッパくんを通して、自然の中で遊ぶ楽しさを子どもたちに伝えたくなりました。もともと子どもは何にでも興味を持ちます。ありんこの行列には、うちの子どもたちも道ばたにしゃがみこんで、あきずにありんこをながめています。河原の草原では土手すべりに夢中になります。もちろんかけっこも大好きです。自然の中では子どもたちは遊びの天才です。このカッパくんの絵本を見て、お子さまといろんな楽しい遊びを想像してみてください。そして、お天気のいい日には外に出ていろんな遊びにチャレンジしてみてほしいと思います。
プロフィール
作家:小熊康司
1959年生まれ。絵本作家。1992年、第1回講談社キャラクター大賞グランプリ受賞。
主な著書に、『なんたるじゃん1.2』(ポプラ社)、『パンピのこのゴミどうするの?』(PHP)、『かお』『てるてるぼうず』『はじめてのしかけ絵本』(くもん出版)など著書多数。日本児童出版美術家連盟会員。
私の住んでいる埼玉には、まだまだ自然が多く残っています。川越や志木には河童の伝説も伝わっています。大きなイモの葉っぱや池のハスもあります。森のおくや池の底には、まだ河童がいるのかもしれません。もしも河童を見かけたら、追いかえしたりしてはいけません。親切にするとかならず恩返しをしてくれるそうですよ。
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