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2007年3月1日
Vol.25『くいしんぼうず』

お菓子をかけて、謎の“かげおばけ”と対決だ! 楽しい影当ての絵本が2007年3月下旬に刊行されます。新人絵本作家つきおかゆみこさんからのメッセージをお届けします。
ぶん・え つきおかゆみこ
作者のことば つきおかゆみこ

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りんごだって? 答えはそんなに簡単じゃないぞ!
江戸時代には、<おもちゃ絵>という、子どものための浮世絵がありました。1まいの絵を使って遊ぶシンプルなものですが、「かげ絵」に「はめ絵」、「折り変わり絵」「判じ絵」「着せ替え絵」……などなど、たくさんの種類があり、いま見ても、笑顔がこぼれます。
わたしは、江戸時代の、こののびのびとした楽しさや笑いが、大好きです。デザインを学んでいくうちに、そうした思いは日ごとにつのり、現代の子どもたちに、<おもちゃ絵>の楽しさを伝えたくなりました。そして、案を練り、子どもたちにとって身近な、絵本のかたちにまとめてみたのが、この『くいしんぼうず』です。
画家プロフィール
つきおかゆみこ
1978年愛媛県生まれ。武蔵野美術大学造形学部デザイン学科卒業。在学中より、江戸期の「あそび絵」を研究。イラストレーターとして活躍する一方、お菓子のデザインなども多数手がける。
本書は、著者の初めての絵本。
幼い頃、両親は、いろいろな絵本を、わたしにあたえてくれました。絵本を読んでもらったり、逆に、わたしが読んで聞かせたりと、絵本の物語や絵をめぐって、家族でたくさんの話をしました。その頃の楽しい思い出は、いまでもわたしの心に強く残っています。わたしはいつのまにか、本好きな少女になっていました。
絵本『くいしんぼうず』に出会った子どもたちが、やがて、本を読む喜びをも手に入れてくれることを期待しつつ、筆をおきます。
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