くもん出版トップ > 絵本のたから箱 > Vol.23『子どもとよむ日本の昔ばなし わらしべ三本』
2007年1月5日
Vol.23『子どもとよむ日本の昔ばなし
わらしべ三本』

ご好評いただいている「子どもとよむ日本の昔ばなし」シリーズの第2期が11月に刊行となりました。『わらしべ三本』の再話者、今西茂子さんからのメッセージをお届けします。
さいわ:おざわとしお・いまにししげこ
え:やまぐちみねやす
再話者のことば いまにししげこ

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息子は母さんからもらったわらしべを蓮の葉と交換しました。
この「わらしべ三本」は、岡山県御津郡(みつぐん)で語られた昔話をもとに再話したものです。わらしべという、一見つまらないものをもって旅に出た主人公が、ちょうどわらしべを必要としている人に出会います。そこから、つぎつぎにもっているものを交換して、最後は金持ちの娘と結婚して幸せになるという話が中国地方でよく語られていました。
今回の「わらしべ三本」の主人公は、母親のいいつけでわらしべ三本をもって旅に出、次つぎに蓮の葉、味噌と交換します。最後に長者にはなりませんが、米俵一俵を母親におみやげとしてもって帰ります。ほのぼのとした温かさをもつお話で、読み手も聞き手もほっこりとした気持ちにつつまれるのではないでしょうか。
再話者プロフィール
今西 茂子
兵庫県生まれ。
丹波昔ばなし大学実行委員。文庫『もりのなか』こどものとしょかん主宰。読書会てつぼう(京都市)・篠山子どもの本を読む会会員。
土地ことばがもつ独特の力と雰囲気をこわさないよう、なんどもことばを声に出し、耳で確かめながら再話しました。どうぞ子どもたちといっしょに物語の世界を楽しみにながら、ゆっくりとていねいに読んであげてください。
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