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2005年2月1日
Vol.2『おおきくなりたいちびくまくん』

大きくなりたいちびくまくんと、その成長を見守るママ。親子の絆を描いた美しい絵本が発売されました。今回は、この絵本の読み聞かせレポートをお届けします。
ぶん:デイビッド・ベッドフォード
え:ジェーン・チャップマン
やく:まつなみふみこ
読み聞かせレポート in小羊園

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親子の絆を愛情いっぱいに描いた、あたたかな筆使い

絵本の世界に引きこまれる子どもたち。
著者プロフィール
デイビッド・
ベッドフォード
1969年、イギリスのバーンステイプルに生まれる。大学卒業後、科学者として働いていたが、小さい頃からの夢であった絵本作家に転向、以来多くの作品を生みだしている。日本では『ボサいぬくんのかゆーいいちにち』(くもん出版)が出版されている。
「くまさんの絵本だよー」と先生が呼びかけると、キャーキャーさわぎながら子どもたちが集まってきました。東京都世田谷区にある「小羊園」の年少から年長まで、合わせて25名の園児さんです。みんなの大好きなくまさんの絵本、どんなお話かな?
先生が絵本を開きます。子どもたちの視線が静かに絵本に集中しはじめました。ちびくまくんがママといっしょに走るページでは、「次どうなるの?」という期待を募らせているのが、ひしひしと伝わってきます。先生が次のページをめくると……。ちびくまくんとママが海に飛びこみます! すると、思わずその場でジャンプしている子、いっしょに「ザッブーン」と声を出す子がいます。また、ちびくまくんが雪をふりはらうところでは「ぶるぶるぶる」っとふるえる子。子どもたちはそれぞれ、ちびくまくんになりきって、冒険をしているようです。
最後のページで、ちびくまくんがママにぎゅっと抱きしめられると、まるでみんな自分が抱きしめられたような、きゅんとした笑顔に。お話が終わると、その場はほっとした安心感につつまれ、子どもたちはやさしい表情で閉じられた絵本を見つめていました。
読み聞かせをされた保育士さんからは、「集中して聞いている姿や目のかがやきから、子どもたちが絵本を楽しんでいるのがわかりました」との声が。
また「お母さんのあたたかい想いをこめて読むと、子どもとの一体感が出て、特別な1冊になると思います」「子どもをひざの上にのせて、いっしょに読みながらふだんいえないことを、この本を使って代わりにいう。親子の絆をつくる本ですね」「子どもが大きくなって、自分でこの絵本を読み返したときに、お母さんに読んでもらったときの声や、愛情あふれる雰囲気などを思い出し、親子の愛情を確認できる絵本になるのではないでしょうか」など、親子でこの絵本を読む楽しさも教えていただきました。
協力:東京カベナント協会付属幼稚園小羊園
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